ヒロマツの部屋

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スマホ4年縛りの見直し。2年縛りじゃなくて?メリット・デメリットは?知らなかった4年縛りを調べてみた。

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ど~も。ヒロマツです。

 

唐突ですが、スマホの「4年縛り」って知ってますか?少し前に『 スマホの4年縛り見直し 』というニュースが流れていましたが、4年縛り?2年縛りじゃなくて?と思った人も多いと思ます。ヒロマツも当然、「4年縛り」なるものを知らなかったので少し調べてみました。

ということで、今日は「スマホの4年縛りの見直し」について書いてみようと思います。 

この記事の目次

 
2年縛りとは?2年縛りの概要と見直し

まずは、多くの人が知っているであろう「2年縛り」について触れておきます。

2年縛りとは、2年間の利用を条件に通信料金を毎月割り引く契約方式のことです。NTTドコモKDDIau)、ソフトバンクと、携帯大手3社全てで導入されていますので、この「2年縛り」は多くの方が契約されているのではないでしょうか?2年間、携帯会社を乗り換えなければ、通信料金を安くしてくれる、あの契約のことです。

 

利用者にとって、通信料金が安くなるのはとてもありがたいことなのですが、2年間乗り換えないという約束事を守らずに解約すると、違約金として9,500円という大金を支払わなければいけないので、2年縛りと言われています。

更に、この契約は自動更新となっており、2年経過後は自動的に新たに2年契約を結ぶ形になります。違約金を払うことなく他社に乗り換えるには更新月とされている、契約から25~26ヶ月目の間に解約する必要があります。ただ、この更新月内で解約しても通信料金は1ヶ月分丸々発生してしまうため(日割りされない)、余計な支出をせずに解約するには更新月の月末の2日間しかそのタイミングはないことになるのです。

 

こうした消費者にとって不利となる仕組みを問題視した総務省は6月、大手3社に対して、2年契約満了後に追加料金なしで解約できるように2018年度内の見直しを求めました。

この求めに対し、真っ先に動いたのはNTTドコモです。違約金なしで解約できる期間(更新月)を24ヶ月目を含む3ヶ月間に拡大する方針を示しました。KDDIau)やソフトバンクも同様に見直す方針です。

 

ただ、これって消費者にとっては、ほぼ何も変わっていないに等しいですよね。この見直しの恩恵を最大限に受けるには24ヶ月目の月末に解約することになるのですから。25ヶ月目の月末なのか、26ヶ月目の月末なのかなんて、たいして変わらんと思ってしまうのは私だけでしょうか?



4年縛りとは?4年縛りの概要と見直し

本題の「4年縛り」に入っていきます。

4年縛りとは、スマホの端末代金を最大半額に値引きする販売方法のことです。そして、当然ながら半額の恩恵を受けるためには条件があり、その条件が4年縛りと言われている所以です。半額の恩恵を受けるためには、2年経過後に機種変更し、同プラン(4年縛りのプランのこと)に再加入する必要があります。同プランに再加入しない場合は、残りの端末代金を支払う必要があります。

KDDIau)が2017年7月に導入したのを皮切りにソフトバンクもほぼ同様のプランを導入しましたが、NTTドコモは導入していません。

 

このプランは常に最新のスマホを持ちたい消費者にとっては、最新機種をかなり安く買えることになるのでありがたいプランなのではないでしょうか。

 

しかし、公正取引委員会

「 一度プランに入ると抜けにくい。」

「 途中で抜けるには分割払いした端末の残金を支払う必要がある 」

「 消費者の契約変更を断念させることで選択権を事実情奪う 」

と批判し、独占禁止法が禁じた行為にあたる可能性があるとする報告書を公表しました。

 

これを受け、KDDIは8月1日、「 拘束が行き過ぎていた。値引き条件のうち、プランの再加入という条件を撤廃する 」と公正取引委員の声に耳を傾ける考えを示し、ソフトバンクも同6日、同様に4年縛りの再加入条件を撤廃するとしました。



見直しによるメリット・デメリットは?

ここでは、見直しによるメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

 

2年縛りの方は、違約金なしで解約できる期間(更新月)を24ヶ月目を含む3ヶ月間に拡大する方針とのことなので、デメリットは特にないと思いますが、メリットも24ヶ月目の月末に解約した場合に限り余計な支出をせずに解約できるというとても限定てきなものになります。

 

4年縛りの方は、値引き条件のうち、プランの再加入という条件を撤廃するという考えを発表はしているものの、具体的にどんなプランになるのか発表されていませんので何ともいえないというのが正直なところでしょうか。

「プランの再加入という条件を撤廃」だけを切り取れば、4年契約でスマホを購入した場合は半額で購入できることになるので、携帯会社を変える予定のない人からすれば、高額なスマホを安く購入できることになるのでありがたい話ですが、これでは一昔前の値引き合戦に逆戻りのような気もします。

おわりに

消費者が一番望むのは、サービス内容から携帯会社を気兼ねなく選べることだと思います。顧客を囲い込みたい携帯会社の気持ちはわかりますが、縛りだなんだなくて、サービスで囲い込む競争を携帯各社には期待したいです。

だらだらと自分でも何を書いているのかわからなくなってしまいましたが、おわり。